ペンギンバスケの参加者がコロナウィルスに感染した場合の対応について

コロナ陽性

4/18(日)の活動に参加していた方の「コロナ陽性」が発覚しました。

幸い参加率の低い方でしたので、接触者が少なかったのですが、本件における一連のご報告と、次回以降、同様のことが起こった場合の対応を記載します。

バスケ参加者にコロナウィルス感染者が出た場合にどうなるのか?

結論から申し上げますと、同日の参加者は「接触者」扱いとなり、以下の対応が求められます。

・2週間の健康観察(朝晩2回の体温測定・体調チェック)
・他者とのソーシャルディスタンスの確保とマスク着用
・有症時(*1)の自宅待機と保健所連絡

つまり、今後もこの事例が踏襲されていくのであれば、参加者にコロナウィルス陽性が出たとしても、他の参加者は「濃厚接触者」扱いで2週間の強制自宅待機にはならないということです。

*1) 有症の定義
上気道症状(咳・痰・咽頭痛など)、発熱、全身倦怠感、消化器症状(腹痛・下痢など)、味覚・嗅覚異常等

本件の経緯報告

4/22
4/18(日)の活動に参加していた方からコロナウィルス陽性発覚の連絡を受ける。
即時保健所に連絡をし指示を仰ぐ。
過去の2週間の参加履歴を確認し接触可能性のある全参加者に連絡、体調の確認、状況の説明。
12時間以内に全接触者の体調確認完了。
全接触者のリストを保健所に提出。

4/23
保健所から全員「接触者」扱いとなる旨の連絡を受ける。
念の為、2週間の活動自粛を決定。

5/1 (予定)
全接触者体調確認。

5/2 (予定)
2週間の経過状況を保健所に報告。

感染者との関係性および対応

詳細を説明します。感染者との関係性および対応は、3つの基準に振り分けられます。

濃厚接触者

互いにマスクなしで1m以内で15分以上の会話をしたもの
同じ車で15分以上の移動をしたもの
1m以内での飲食を共にしたもの
マスクをしていても1m以内で1時間以上の会話を行ったもの

感染者との最終接触から2週間の自宅待機・健康観察および有症時の保健所連絡、PCR検査の受検。

接触者

感染者と2m以内に接近しなかったもの
感染者と環境、物品を共有していないもの

感染者との最終接触から2週間の健康観察。他者とのソーシャルディスタンスの確保、マスク着用。有症時の自宅待機と保健所連絡。

非接触者

濃厚接触者、非接触者に該当しないもの

本件の特殊性

基本的に「バスケットボールをしていた」という状況が上記に当てはまらないため、「濃厚接触者」となるのか「接触者」となるのかでヒアリングが行われ、「接触者」扱いとなりました。

次回以降においても特段の事情がない限り、「接触者」扱いとなることが予見できます。

運営からのお願い

今回、登録を行っていなかった人がいたために、全員と連絡をとれるまでに12時間かかりました。参加者は必ず参加登録をお願いします。

登録したかどうか自信のない方は、再度登録してください。

利用者登録

今後について

基本的に完全な中止にせず、可能な限り場は提供します。

スポーツ庁が出している社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドラインの基準に沿っておこなっていきます。

記載されているように、これまで集団感染が確認された場に共通するのは、

1) 換気の悪い密閉空間
2) 人が密集している
3) 近距離での会話や発声が行われる

という3つの条件が当てはまる場合です。

体育館利用はこれに当てはまらないため、利用が許可されています。

ただし、上記の以外の場であっても、人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うことにはリスクが存在すると考えられますし、当たり前ですが、激しい呼気や大きな声を伴う運動についても感染リスクがある可能性が指摘されています。

そして、今回と同様に参加者においてコロナウィルス陽性が発覚した場合には、2週間の活動自粛とします。

少なくてもあと半年〜数年は、コロナウィルスがそこにあることを前提とした生活が強いられます。

その間、日本全国でスポーツを控えるというのはナンセンスかと思います。

4/29の現時点で茅野市の感染例は183件、茅野市の人口が5.5万人ですので、単純計算で茅野市在住の99.7%の方はコロナウィルスに感染していません。

ただし、0.3%の確率で感染し、命を落とすかもしれませんし、重度の後遺症が残るかもしれません。

いつも記載しているように自己責任での参加を心がけてください。

プレイ中のマスク着用について

社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドラインより抜粋。

スポーツ中のマスクの着用は利用者等の判断によるもの(※)とするものの、運動強度が高いと考えられる運動・スポーツについては、マスクを着用することにより十分な呼吸ができずに人体に悪影響を与える可能性があることを踏まえ、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)を確保できる場合には、マスクを外すよう呼び掛けることが必要です。

なお、上記の事情等により、マスクを着用しない場合は、会話を控え、咳エチケットを徹底するように注意を促すことが必要です。

(※)マスクを着用して運動やスポーツを行った場合、十分な呼吸ができず人体に悪影響を及ぼす可能性があることや、熱拡散が妨げられることで熱中症のリスクが高くなることを周知すること。また、息苦しさを感じた時はすぐにマスクを外すことや休憩を取る等、無理をしないことについても周知すること。

PCR検査

ちなみに、運営のナラは個人的にCPR検査を受け陰性でした。

オンラインでの申込みから結果取得まで3日でした。

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